ファスビンダーのケレルに投稿された感想・評価 - 2ページ目

37歳で急死したファスビンダー監督の遺作。監督の全作品で最も美しい映画。

常に黄昏時のオレンジ色に照らされる港町を舞台に、たくましい水兵ケレル（ブラッド・デイビス）を中心に男性同性愛の迷宮が官能的…

愛してしまう自己否定の苛立ち。秘密と劣等感が愛を隠し殺してしまう。神聖であるべき想いまで、ぼくらは磔にしてしまっていいのだろうか。上書きするために犯す罪。男を愛してしまったこともひとを殺めたことも、…

凄い肉体美を見せつけてくるゲイゲイしい映画だとは思ったが、結局何の映画か全く分からんかった。
分かったような分からないような？
とにかくケレルが何をしたいのか、何をしてるのかすら分からん。

ノン気…

キラッキラでオレンジがかった幻想的な画面の中で悶々とギラつく男ども。
これ4Dで観てんだっけ？ってなる程度には湿度の高い熱気と匂いが立ち込めている。

閉ざされた箱庭的な港町のセットは『ファイトクラ…

ギラギラでテカテカの圧倒的ホモセクシュアル映画でファスビンダーの遺作であるが多分異色作でもある。舞台セットのような海の夕焼けが美しく、そこに渦巻く強引で官能的な人間模様、そこにちょっぴりサスペンスが…

時代感覚がおかしくなるスズキのカタナ、
やはり80年代は何かがおかしい。

どこにも新しいものはないと思うのだけれども、この雰囲気とイメージは唯一無二。
学生時代にこの映画を観て、ファスビンダーの映…

原作はジャン・ジュネの"Querelle de Brest"(1947)。原作は未読なのでジャン・ジュネが描いたものと、監督の解釈の境界線は分からない。
まるで現実ではない架空の世界であることを強調…

2020.6.24
世界観や色味は面白いんだけど、テンポがあまりよろしくなくて序盤で断念。
なんだか難しい。
心に余裕ができたら挑戦したいです。


2022.4.20
心に余裕ができたわけでもな…