魅力的なケレルがノノの奥さんと寝たくて賭け事をして負けて逆にノノに抱かれて目覚めちゃうっていうわけがわかんないけどずっとヌラヌラでムラムラな男達の愛憎劇。「キスはしない」「気をつけてくれよ」「痛くし…
>>続きを読む発光するオレンジが人の肌を艶やかに彩り、そのてらてらとした質感が肉体からあらゆる物体にまで伝播してなまめかしく映り込む。まなざしに込められた欲望はオレンジの光にあてられたのか、次々と生まれ果たして尽…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
遺作に強烈な焦燥感を感じた二人の監督、ファスビンダーは過去を、パゾリーニは未来を。彼岸と此岸の狭間の港町、決して日が昇ることはなく沈むこともない。見るからにセットとわかるチープさでありながらあの特異…
>>続きを読む不思議な映画でオールセットで嘘の書き割りに夕日が書かれて黄色み掛かったその光が本編で一回も落ちる事はない。
動きも初期の簡素な動きに戻りつつ、内容としてはファスビンダー自身が抱えるセクシャルな部分…
港町に降り立った美男の水兵ケレルが、町を牛耳る警官と売春宿の主人を魅了しながら、暴力と裏切りのカオス状態を誘発させていく。ジャン・ジュネ著「ブレストの乱暴者」をアレンジしている、ゲイ・ムービー。ファ…
>>続きを読む退廃美と倒錯した世界。愛の不毛
それぞれのモチーフはやっぱり面白い
ただ全体として、流石にゲイの見る世界をそのまま描いている様で、キツかった。
違う価値観の、違う惑星の映画
ケレルを「海の上を歩く黙…