人生で何が残せるか、を強く意識した。
切実たるもの、は時が経ていくに従って薄れていって気付いたら日々に忙殺される。
人間関係は信頼でしか構築されないという言葉をまず信じたい。
稲垣吾郎の異物感が、段々と今泉作品に馴染んでスクリーンに溶け込んでいく感覚があって、体感時間は1時間半くらいだった。とても面白かった。
茂巳のように私も嫉妬することはあまり無いし、本当に好き、という漠然とした主観的評価しか下せないものをどう信じれば良いのか分からなくなる時がある。一方であそこまで低体温でいる訳でもないという裏腹で複雑なものを我々は含んで生きているのだ、と思わされた。