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窓辺にてのmsyのネタバレレビュー・内容・結末

窓辺にて(2022年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

今泉力哉×稲垣吾郎のマリアージュ
とっても合ってた。

はじめは作家同士の会話
言葉選びが意識高すぎてしんどい…
と思いながら見たけど
しげみとるあ、なんだかバディ感出て
いい関係だなあ。
ラブホのトランプとかかわいすぎる。
あそこでしげみさんが裸足で
ベッドに座ってるの、心許してる感があって
いいなあと思った。

それが後で金髪彼氏によって
裸足はエロいという言葉でリフレイン。

るあの言葉
「人は信頼することでしか繋がれない」、  
信頼の形は人によって違うし、
年齢によっても違う。
同じ人でも18歳と45歳ではきっと違う。
上手い描き方だなあと唸った。

いくら理屈をこねても
結局人は信頼を欲しており、
その時通い合わない人がおり
それを受け流すのか対峙するのか
その繰り返しが人生だなあと思った。

しげみさんの、妻のお母さんに向けられる視線は
サイコパス(金髪彼氏談)な一面に反して暖かい。
けれど妻には今はそれだけではダメだった。

倉悠貴はあざとい担当とにかく最高だった、
あとタクシー運転手さんとかも最高だったし
玉城ティナはファムファタール感が最高、
そして最後パフェを2つ頼みかけて
やっぱり一個でいい、彼はもう
るあのところに駆けていくだろうから…
(多分)
となる稲垣吾郎が稲垣吾郎で最高。

カメラワークも何度もときめきくれて
いいなあ、RRRもいいけど
やっぱりあれだけではなく
こういうのも観たいんよなあ
ってめちゃくちゃ沁みました。
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