ハゲゾンビ

ダイアリー・オブ・ザ・デッドのハゲゾンビのレビュー・感想・評価

3.1
2007年アメリカ映画。

ロメオのゾンビ映画は3部作以降はあまり評判は良くありません💦
これはゾンビ映画の新境地を開拓しよとしたのかは分かりませんがフェイクドキュメンタリー作品になってます。P.O.V.、モニュメンタリーというやつですね🤔

今までの3部作とは繋がりはなくて別の時間軸での話になります。
RECみたいに盛り上がる展開もないし、あくまでも淡々と物語の起伏なくストーリーが進んで行きます。この辺が評判が良くない理由かもしれませんね😂 

【ざっとストーリー】
山中で卒業制作の為にホラー映画を撮影してた映画学科の大学生たちに世界中で死者が蘇ってるというニュースが入って来る。撮影をやめ故郷に帰る学生たちに死者が人を襲う凄まじい光景が!
ドキュメンタリー監督志望のジェイソンは真実を伝えるため、全てをカメラに収めようと決意するが!

ロメオはゾンビ映画を通して人間社会を風刺的に描くことが多いですが、この作品ではネット社会または情報社会の現代では真実が伝わるのも早いが、情報が溢れかえって社会の混乱をきたす。ウソやデマも拡散するのも早い😰
その辺のところを皮肉たっぷりに表現してるようにも感じました🤔

ロメオは「純粋に食べるために人を襲うゾンビよりも欲やエゴに支配され、ただ楽しむ為にゾンビを殺したりする。生きる価値がないのは人間の方ではないか」といった一貫したテーマが感じとれますが、この作品のラストもそんなメッセージ性を感じましたね✨

ロメオのゾンビ映画と思うと評価は厳しくなりますが、普通にゾンビP.O.V.と考えればそんなに悪くはないと思うんですけどネ〜😁
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