キリストを自称する3人を同じ部屋に集めたのは
「現実見ろバーカ」ってことだと思ってたけど
招集する前日の録音で
「私は彼らに人生の楽しさを教えてあげられるだろうか」
っ主治医が残してて救われた
集めた理由を3人に話すときも「キリストが3人もいる理由を調べたい」と伝えるのも
妄想を否定してなくて上手い
統合失調症って支離滅裂のようで
迷惑をかける相手を見極めてるのが伝わる
3人が仲良くなるにつれ「キリストは誰だ?」の議論が深まるのではなく
キリストの話自体出なくなるのが治療効果がわかって良い
でも最期までキリストとしてのプライドを持っているのも統合失調症に完治は無い切なさがある
映画としてはかなり良かったし原著に興味が湧いたが
「現実で共通の敵を作り、そこから患者を救い出す主治医」という構図を作れたから患者の信頼を得て治療が上手く行ったように見えたのでは?と斜に構えてしまった
主治医が双子の娘を言い間違えたり
3人を4人と言い間違えたりするくだりは何?
深入りしておかしくなってるってこと?
あと助手の存在意義がこの映画ではわからなかった
ドラッグ試して、妻に嫉妬させて…
助手のこともあり家庭が大変だったけど仕事頑張ったよ!ってこと?
レナードの朝もそうだけど完治しない系は辛いし重いし引きずる