「ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜」を初鑑賞してみた。たまに観たくなる和製ゾンビもの。とまぁ、国産ゾンビ映画の本数は、まだまだ少ないけどね。
とりあえず、ブラック企業に入社。凄まじく筋金入りのブラック体質。いきなしやけど、こっちの話をベースにしていても面白かったりして。なんて…よからぬコトを考えてしまう。と言うよりも単純に、この続きのストーリーが観たくなっていたりする。
ところで、漫画が原作のようだ。「アイアムアヒーロー」みたいな世界観なのかな。同じ漫画がベースやし。ゾンビ描写には割りと力が入っている印象。
一番オモロかったシーンは、いきなしゾンビが大量にいる世界になったコトよりも…会社に行かなくても良い状況になった方に大声で大喜びしているトコロかな。気持ちは分からないでもないが、この状況下の方が相当に悪いよね。
舞台は死にたいくらいに憧れた花の都、大東京。そこから、温泉地や水族館など…まるで、ロードムービーのように転々と移動していく。緊張感の欠片も無いのが逆に好感度高し。
水族館に到着して、ほんのり期待してみたが、まさかのゾンビが登場。ゾンビを補食したら、やはりそうなるんやね。期待通りで嬉しい。しかも、進化していると言うか融合とでも言うのかな。中々と凶暴で良いゾンビの誕生。
北村一輝が最後まで悪い意味で良いキャラなのが楽しめる。久々に、こう言う演技を見れたのが収穫かな。個人的には品川祐と吉田鋼太郎に次いで、ブラック3大上司に認定した今日この頃である。
