かつて十函町には一家に1台スケボーがあった→人間の数よりもスケボーが多かった、というご当地エピソードのあざやかな発展(偽証)を耳にしてリアクションしたり、その人の配るグミを食べたら飛ぶという噂をその…
>>続きを読む奇想の街散歩劇。いろいろ見失ってる今だからこそ、ひたすら適当に遊んでたい今だからこそ、素直の楽しめた。これが社会人になって働き出して慣れてきたら、きっと純粋に楽しむことはできなくなってしまうんじゃな…
>>続きを読むありふれた町の風景
しかし人々の様子がおかしい。
周りが見えていないタノ、あやしい雰囲気のニノミヤ、もう半分壊れて幽霊のようになっているキタガワ。この街には何か得体の知れない狂気が充満していて、彼…
黒川幸則監督作品。
寂れた街の只中でこんなにもおもしろい作品がつくれるのかと感動してしまいました。
本作の舞台となる十函は、美しい山林や海浜があるわけでもなく、かといって東京や大阪のよう…
日常に溢れる空き地や駐車場、灌木すらもカメラに収まると途端に輝き出す。その差異を痛感させられ、世界がギラギラする映画。硬質なインダストリアル音と環境音が等価に混ざり合う。遠山純生氏が演じる元教師が渡…
>>続きを読む冒頭、ドアをノックしたサカグチ(カワシママリノ)の身振りに心ここに在らず状態だったタノ(柴田千紘)が反応する。何とも言えない微妙な立ち上がりは机を挟み、相対する2人のリバース・ショットにより現され…
>>続きを読む歩いた足跡が街を知らせて、街をつくっていく。
小さな運命(人生)の始まりから終わりまでが何度も何度もいたるところで。猫だけが真面目に感じているような、花火の匂いと踊りの加速。Respect for …