片田舎をふと訪れ、ちょっぴり変な人々と出会い、当然目的もなくひたすら飲み飲み遊ぶ。知らない土地に足を踏み入れて、自分の知らなかった扉が開く感覚。不安を感じつつも心のどこかは満たされている。ヴィレッジ…
>>続きを読むこれを映画でやっちゃうのずるいなあ。大人になりきれないモラトリアムで成熟しない大人たち。そしてまた昼から延々と酒を飲む。道端で、工場で、スナックで、事務所で。同じところをぐるぐると。
私も誰かと昼間…
場所を変えたい・田舎者は散歩が下手・平坦で素っ気ない街への郷愁とは違うむしろ目の覚めるような気持ちとか感覚とかほんでもって夢とか、最近よく考えていることとリンクしており帰り道に世界への目のやり方が変…
>>続きを読む帰ろうとするのに帰れない、架空の町・十函(トバコ)の磁場に囚われる不条理劇ともとれるが、同じように酒をキメつつある町に留まる『ヴィレッジ・オン・ザ・ヴィレッジ』の寓話性と比べると、リサーチ(ごっこ)…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
なんだかよかった
なんだかよいなという感想になる映画っていいなと思う
最初の方登場人物みんなレスポンスを必要としてない人たちだなあと思っていたのだけれど
主人公の役者さんがなんだか人としてめちゃくち…
日常に溢れる空き地や駐車場、灌木すらもカメラに収まると途端に輝き出す。その差異を痛感させられ、世界がギラギラする映画。硬質なインダストリアル音と環境音が等価に混ざり合う。遠山純生氏が演じる元教師が渡…
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