このレビューはネタバレを含みます
考察捗る系カルト社会派グルメスリラー!
一回見ただけだと全ての要素が回収しきれない感じだけど、ラストの展開は結構好きでした
そんなにグロくはないです。カニバリズム映画でも無かった。ミッドサマーみたいな感じです
・シェフのお母さんが参加してた理由
→シェフの生い立ちが関係しているのかなと思いました。父を刺した話をしていましたが、家庭環境の悪さが伺え、母親もネグレクト的なことをしていたのかもしれません。パンの皿の時に「食べてみろ」と言っていたことから、シェフには母親に対してパン=食事がらみで恨みがあることが感じられます。
・鬼ごっこパートの意味
→料理のテーマが男の贖罪?であることから、社会的立場や身体能力の違いを利用して女性から「奪う」存在である一面をもつ「男性」に対して襲われ、希望を奪われる体験を与えること自体がコンセプトなのかな?つまり鬼ごっこもある意味料理の一部。逃すつもりは毛頭ない。
・学生ローン借りなかった人が殺された理由
→ぶっちゃけここは理由が弱いとは思うw強いて言うなら普段奪う側の人間から奪うことがコンセプトなので、苦労を知らないタイプの金持ちは奪う側に入るのかもしれない。
■共通項目
脚本:☆☆☆☆(親切さはない脚本で、冷静に見るとツッコミどころも多いが、オリジナリティがあって面白い)
映像:☆☆☆☆
音楽:☆☆☆
役者:☆☆☆☆☆
キャラクター:☆☆☆
オリジナリティ:☆☆☆☆☆
個人的好き度:☆☆☆☆
■ジャンル項目(カルト、スリラー、ミステリー)
料理美味しそう度:☆☆☆☆☆(やっぱり最後のアレ!)
ビックリ度:☆☆☆☆
グロ度:☆☆☆
(恐怖度:40)