パピワン

ザ・メニューのパピワンのレビュー・感想・評価

ザ・メニュー(2022年製作の映画)
3.7
「食べないでください」(ヘェア⁉︎😳)
「味わってください」(アァ…ソーユーカンジィ⁇😳)

カップラーメンでも愛情さえありゃ満足な貧乏舌の男パピワンさん、妻が見たい見たいと言っていた「ザ•メニュー」を見たよ!
パンナコッタとチーズバーガーは世界を変えるメニューの1つであったか…

この映画を例えるならば、孤島のレストラン版「ミッドサマー」。
なんかよーわからんけど、よーわからんまま面白いという謎ジャンル映画。
106分という時間は今日という休日をエンジョイするにはちょうど良いくらいの長さ。

あらすじ!!
アヒル口がキュートなマーゴとお喋り知識ひけらかし野郎のタイラーのカップル。
2人は予約を取るのが難しく、そこで「食べた」だけでも他人に自慢ができるほどの箔がつくレストランに行くことになる。

レストランへは、船のみで行ける島にあり、他の客らはイケ好かない富裕層、有名人、有名食レポレビュアーなどマーゴとタイラーはちょっと異質な存在。

島に着くと、提供される食材の説明を受ける。
島の近辺で取れる新鮮な魚貝類、燻製小屋のこだわりなど、食事が始まる前からワクワクするような物ばかり。
豆知識ひけらかし野郎のタイラーはテンション上がりまくり!!
反面、マーゴは堅苦しい雰囲気にウンザリ気味…

いざレストランに入り、料理が出されると有名シェフのジュリアン•スローヴィクが、料理の意図、説明、信念の解説とともに提供されていく。
お喋り知識ひけらかし出しゃばり野郎のタイラーは感動して泣き出す始末。
写真撮影禁止と言われたにも関わらず、パシャパシャ写真を撮る無法っぷり。

そんな雰囲気にますます嫌気がさすマーゴは、料理をあまり口にしない様子。
そんなマーゴにシェフのジュリアンは突っかかってくるが、マーゴは気圧されない。

料理が進み、ある料理が提供される瞬間に雰囲気はまさしく一変する。
それは副料理長のジェレミーの「混乱」という料理…

はたして、このレストランはなんなのか??
客たちにもなんかあんのか!?
飯は気が合う仲間とワッキャッワッキャッ食べるのが1番美味いよな!?

てなーーお話し!
パンナコッタはメッセージとなり(映画プラットフォーム)、チーズバーガーはアメリカの魂となる…(アイアンマン、ザ•メニュー、キングスマンはビッグマックだっけ?)

頭にも書いたがよーわからんまま、よーわからなく面白く、よーわからないまま美味そうなチーズバーガーが出てくる。
そんな映画だった…

ジャンクで健康に悪いものほど、人間にとっちゃ美味いってもはや神様が作ったバグだろ…
地上最強の生き物が言っていた最強の食育セリフ「毒も喰らう、栄養も喰らう。両方を共に美味いと感じ―――血肉に変える度量こそが食には肝要だ」

そんな言葉が頭をチラホラする映画だった…
色々と解説している人は多いけれど、ミッドサマーを楽しめる層なら充分に楽しめる映画だと思いますぜ!!

以上、ばかうけアベンジャーズこと、「ばかうけ人気の5種アソート」を食べながら映画を視聴したパピワンでした!!
(コーンポタージュ味がお気に入りの俺はやっぱり貧乏舌)
パピワン

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