象の群れと森を育て・守り生きているスミトラナンダンは“森の男”“森の神”と呼ばれていた、そんなある日森の開発によって高く強固な壁が作られてしまう...
人間のエゴによる森林破壊や象・生物の生息域の侵害、腐敗した警察や政府vs“森の神”etc...な映画でした!!
象の演技が素晴らしかった!
象の瞳から“怒り”も“悲しみ”も伝わってきます...
直近で『RRR』『バンバン!』を観ているのでキレッキレなアクションではありませんでしたが...齢60歳のスミトラナンダンのアクションシーンは“森の神”と言われているような“動き”や闘い方で良かったです!
都会での書類を巡っての追走劇も見物ですし、スミトラナンダンの動物っぽい首の動き(獲物に狙い定める豹や鷲みたい)もカッコいいです!
結構なシリアスなストーリー展開で、歌と踊りがあまりない2時間40分の上映時間は、正直くたびれてしまいました💦
開発側にいる、象使いの・シャンカルの象との信頼関係にもグッときました!いつかは2代目の“森の神”となるんじゃないかな!!
とことん、警察の方や政治家、開発に携わる人々へのフラストレーションが溜まります!私が象だったら踏みつけてやりたいっ!!!!
...ただ因果応報でめでたしめでたし!には自分は思えないラストだったので...色々と考えてしまいます...