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カラオケ行こ!のmgmnのレビュー・感想・評価

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)
5.0
観た者は三日三晩、X JAPANの紅に脳内を支配されるという呪いの映画………

ではなくて。
ヤクザと合唱部の男子中学生が、カラオケ行ったりカラオケ行ったりカラオケ行ったりするお話です。


原作はもう擦り切れるほど読んだ(電子だけど…)大好きで大好きなマンガが映画になりました。
しかも脚本は野木さん。
絶対に本編になにか仕掛けとかあるじゃん……と思い期待に胸を膨らませながら鑑賞!

キャストが発表されるまでは、
狂児→伊勢谷友介(絶対にアウトだね)
をイメージして読んでたけど、あの″ヤクザのくせに絶妙にコミカルな男″は綾野剛で大正解だった!
この話に出てくるヤクザ達は、″普通のヤクザ″になってしまってはだめなのだ。
やまさんの描く狂児に比べると少しシュッとしすぎている気もするけど、黒スーツに身を包んで関西弁を話す綾野剛は間違いなく全人類笑顔になるだろうが!(家着いたらLINEするね♡)

ネタバレは聞かれない限り話さないタイプなので詳しくは書きません。
アンナチュラルやMIU404を観ていた人はもれなく心の中でつっこまずにはいられない仕掛けもあって、さすが野木さん。
一生ついていきます。



さ、次はファミレス行こ。



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1/17 2回目
初見で咀嚼できなかった細かい部分まで観れてこれまた最高。
原作と違い、よく喋る和田に最初はイライラしてたけど一周して″ただの思春期真っ只中のかわいい中学生″なんだということに気づく。

2/11 3回目
3回目の鑑賞。もう止まらへん。笑
ここにきて、頑なに歌うことを拒んでいた聡実くんが、狂児への鎮魂歌として紅を歌うシーンでうるっときた。
じわじわと、このシーン好き!が増えていく。
よく行く映画館では、とうとう上映回数が1日に1回だけになってしまった。
終わらないでくれよ…

2/17 4回目
公開されて約1ヶ月ほどの間、気づけば4回も観ていた。
何回目だって、前日の夜はワクワクして楽しみだった。
今日から配られる入場特典がどうしても欲しくて、また観に行ってもいい理由ができたのが嬉しかった。(何回観たっていいんだけどさ)
でも今回で一旦…かな。
″″映画館で観てこそ価値がある映画″″を、繰り返し映画館に足を運んで観れたこと、幸せだった!
配信、ディスク発売楽しみにしてるで〜!
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