パルパティーン

カラオケ行こ!のパルパティーンのレビュー・感想・評価

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)
4.8
今月一番楽しみにしていた映画でついに見れた。公開初日に行ってきた。ハードル高くして行ってきたけど全然こえてきた。早速だが上半期ベスト10には入る。

この2人だからこそこの面白みがあるのかなと思うし、この2人じゃないといけないとも思えた。見てて一回り離れた友達なんかできたらいいなと思ったし、こんな青春も味わってみたいなと思えた。この2人ある意味カップルである。綾野剛がもう彼氏みたいな立ち回りしている。見てて愛おしい。

合唱部の2年の和田の立ち回りの仕方や態度でこんな感じの子いるよなーと思いながら思わず笑っていた。けどこのような子は1つ1つ真面目で熱心で感受性が豊かな子が多いかなと思っている。表情の作り方やセリフの言い方がもうイメージ像通りでうまいなと思った。

聡実にとって狂児の存在は大きくなっていくしこの2人の関係性がとてもいい。聡実は同級生より楽しく話しているのが印象的である。他のヤクザたちも面白くてなぜか落ち着く。映画を見る部というもがありこのような部活があるなら絶対入ってた。なんなら一から作るかな。お金かけてシアタールームを作りたい。

クライマックスでの聡実の選択はそれでよかったと思うしなんなら泣ける。聡実の力強い思いを感じた。もしかしたらもう一回見に行くかもしれないくらいよかった。
てことで続編の漫画買いに行きます。

2024年7本目