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カラオケ行こ!のwmのネタバレレビュー・内容・結末

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

原作ファン、キャスト発表されてから不安のまま観に行った。
総括の感想としては、映像でしか出せない良い部分が増えてる分、映像にしたら結構キツイなーと思うシーンも出てきちゃってるという感じ。

以下、原作を読んだ人間の感想になります。どうやったって原作と比較してしまうんですよ!!原作オタだもの。


好きだったところ
・キャラクター。不安だったキャスティングの綾野剛がめっちゃ狂児だった。股下めっちゃ長かった。聡実くんのキレてるとこの再現度もとても良かった😂
・映画で掘り下げられたキャラクター。和田くんと中川さんのコンビ、良すぎたな〜。あと映画をみる部活の雰囲気も。混ざりたい。
・コメディ要素が映像化することで更に面白くなってた。

あんまりだったところ
・狂児の距離感、結構キツかった。漫画だとオモシロ&関係性萌えなんだろうけど…。やっぱ、歳離れたオッサン(他人・ヤクザ)が中学生にベタベタ絡むシーンって現実(映像)だとキッッッツイな…。
・漫画ではあった聡実くんの独白がなかったのが残念だったかな。残念というか、マンガで表現されてた聡実くんの心情が、映画だけ観た人にはどう映るんだろう…、ここはマンガだと結構ポップに怯えてるとこなんだけどな〜みたいな…(余計なお世話)。


狂児のビジュアル、もっとこんな感じなんだけど…とブツブツ言ってたが、ビジュアルだけで起用しなかった理由がわかった。
あんなにヤバいのにコメディに寄ってるキャラクター、演技力がある俳優じゃないと出来ないわ…。流石です、綾野剛…。
あとみんな歌ヘタすぎて笑ったんだが、よく考えたら私も自分の歌上手いと思ってるし、聡実くんに言わせたら「カスです」なのかもな…と思いました。映像化しないと気付けなかったわ。
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