このレビューはネタバレを含みます
カラオケ行こ!めっちゃおすすめです !
もともと原作が好きだったし周囲の評判も良かったのでワクワクしながら映画館へ。やっとこさ2024年の映画館初め
綾野剛の色気すごかった。齋藤潤くんはとにかく可愛い。あと骨格が素晴らしい。
傘のくだり声出して笑った。和山やま様異常に漫画上手いからそっくりそのままなぞっても負けてしまうけどあの傘とか映画ならでは(静止画ではなく動画)のシュール笑いで対抗してきてなるほどなと思った。
傘のみならず映画オリジナル要素がかなり良かった。映画部のとことか。和田くんと中川さんめっちゃ可愛かったな。和田くんのめんどくさい思春期文化部男子感がめちゃくちゃリアルで……。中川さんの「わぁーだぁー」って呼び方も、それを見た合唱部の子が「子守り」って言うのもほっこりした。
あとフリーザ様になる理由が原作と違っててそれがまた……刺青の提案も漫画では淡々としてるけど映画ではめっちゃ嬉しそうにニコニコ話してて可愛くて……。
事故現場の目撃シーンが徒歩じゃなくてバスになってたのも映画との相性がめちゃくちゃに良い。
半袖長袖パーカー学ランの季節の流れ良かったなあ。(半袖からグレーのパーカー挟んで学ランになる流れ、どんどん白から黒に、狂児に染まっていくみたいって解釈もあるらしくて……やばい……)
聡実くんの歌声がああ、合唱やってた子の歌い方だなと実感出来て、キャスティングうますぎると思った。
漫画と映画の違いって動き以外にも音声の有無があって、カラオケをモチーフにしたこの作品では特にその違いが大きいというか……裏声で気持ち悪いと言われていた紅、こんな感じね……なるほど……みたいな。狂児さんが歌上手くなっていく過程、それでも紅を挟まずにいられないのが漫画よりダイレクトに伝わってきた。
鑑賞後原作読み返したけど原作よりだいぶ映画のさとみくん可愛くないか???潤くんのおかげか????野木亜紀子さまの脚本のおかげか????