このレビューはネタバレを含みます
脚本の野木亜希子さんが好きで見に行ったけど…捉え切れなかったな…
映画部とか、なんの意味があるんだろうと思っちゃったし、
最も根本的な部分として
狂児の歌がそこまで下手ではなかったので
歌を上手くなるという部分の成長が特になくて、困惑してしまった。
あと綺麗なものだけが全てじゃないと聡美くんにいうシーンで、じゃああなたの声も全然全力で歌ってるので素敵なんじゃないかなと思ってますます混乱してしまった。
ただ自分の変わりゆく声
出しづらい声を
全力で出して歌うシーンは
めちゃめちゃ良かった。
ヤクザの狂児のバックグラウンドが
意図的に排除されてて、
彼はいい人なのか悪い人なのか最後までわからないのがちょっともやる。
こうすれば女の子はそれ以上聞いてこないとか純粋に見えて結構策略家だったりするので、さとみくんに近づいたのも裏があるように思えてきてしまう。
聡美くんもめちゃめちゃヤクザを怖がってるのに、採点にカスとか言ってて、笑っていいのか怖がればいいのかよくわからなかった。