このレビューはネタバレを含みます
軽い気持ちで行ったら、見事にブッ刺さり、萌え死ぬかと思った。上映後すぐに原作、その続きまで買ってしまったし、ずっと狂児と聡実くんのことが頭から離れません。
ヤクザが組で行われるカラオケ大会のために合唱部の中学生に歌を教わるというストーリーと、野木さん脚本和山さん原作という情報だけ聞いていたので、面白そうな音楽コメディ映画だと思っていたら、、、狂児と聡実くんのブロマンス物語でした。SHERLOCK（BBC）とか、MIU404とかの関係性が好きな人はみんな刺さると思う。
和山先生の漫画らしいシュールな世界観もそのまま映画に出ててよかった！特にヤクザカラオケシーンやたんぽぽのくだりは笑った
映画を見る部、とても物語に馴染んでいたので、映画オリジナルだと知ってびっくり。聡実くんの安らぎの場所があってよかったよ…和田くんも栗山くんも中川さんも等身大の中学生、という感じで、青春やなぁと
最後の「紅」、あんな思いがこもった歌を聴いたら大号泣だし、リトグリの主題歌も素晴らしかった
笑いどころあり、感動もあり、大きく心動かされる映画なので、映画館で観てよかった。
あと綾野剛脚長すぎてほんとにびっくりした……
