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カラオケ行こ!のToShのレビュー・感想・評価

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)
4.0
歌がどうしてもうまくならないといけないヤクザは、変声期に悩む合唱部部長の中学生に歌のレッスンを頼んだ。

青春も延長できたらいいのに。

ヤクザ meets 中学生 feat. カラオケ⁉️

綾野剛 演じるヤクザ・成田狂児は飄々としているのに威圧感があり、その実優しくてなんとも憎めない。

齋藤潤 演じる変声期に悩む合唱部部長の中学生・岡聡実は、悩める思春期の心をリアルに表現しつつ、
「終始、裏声が気持ち悪い…」
「声が汚いです」
「うるさいです」
「カスです」
とヤクザの歌声を一刀両断する容赦のなさが痛快。

二人の関西弁で繰り広げるやり取りには、いつまでも観ていたいと思わせる中毒性がある。

森丘中『合唱部』も『映画を見る部』も、青春してて良い。

続編『ファミレス行こ。』がまた同じ面々で制作されることに期待。
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