歌がどうしてもうまくならないといけないヤクザは、変声期に悩む合唱部部長の中学生に歌のレッスンを頼んだ。
青春も延長できたらいいのに。
ヤクザ meets 中学生 feat. カラオケ⁉️
綾野剛 演じるヤクザ・成田狂児は飄々としているのに威圧感があり、その実優しくてなんとも憎めない。
齋藤潤 演じる変声期に悩む合唱部部長の中学生・岡聡実は、悩める思春期の心をリアルに表現しつつ、
「終始、裏声が気持ち悪い…」
「声が汚いです」
「うるさいです」
「カスです」
とヤクザの歌声を一刀両断する容赦のなさが痛快。
二人の関西弁で繰り広げるやり取りには、いつまでも観ていたいと思わせる中毒性がある。
森丘中『合唱部』も『映画を見る部』も、青春してて良い。
続編『ファミレス行こ。』がまた同じ面々で制作されることに期待。