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カラオケ行こ!のpeplumのネタバレレビュー・内容・結末

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

野木亜紀子が綾野剛の魅力の出し方を分かりすぎており、綾野剛もそれに120%応えていて素晴らしかった。人懐こい綾野剛はなんぼ見てもいいですからね。
レッスンものって好きかもしれない。教えを乞い、乞われるというリレーションシップにしかない愛がいい。
綾野剛ってたしかバンドやってたけどそのことは黙ってた方がいいのかな?
齋藤潤くんのフレッシュさ、絶妙な実在感とありえん股下の長さとても好きでした。
選曲のツボついてくる感じ(米津玄師で匂わせしてくる野木亜紀子嫌いじゃない)、たまらなくよかった。
和田と副部長も好き。映画見る部もよかった。巻き戻しができない一方通行の映画はそれ即ち思春期の不可逆性だし、最後に巻き戻して元通りになることで幻だったのかもなにいいパスを出していた。

距離を詰めたのはそっちですよ、とリップヴァンウィンクルの花嫁みたいな聡実くんいたよな??

撮影が柳島克己だったの嬉しかった。

マニックピクシーマジカルヤクザとしての狂児を愛でていくことの副作用を自覚しながらそれでも俺は愛でることをやめない。
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