ヤクザと合唱団の青年との交流を描く漫画、「カラオケ行こ!」を実写化。
想像の5倍面白かった。
裏社会で暗躍するヤクザが、カラオケ大会でビリになりたくないがために、真面目な青年の言う事を聞く、、という"オカシイ"関係性がクセになる。
同じく漫画原作の「メタモルフォーゼの縁側」は、年は離れているが同じものが好きな女子2人の話だったが
今作もそれに近いかもしれない。住む世界も、年齢も、生き方も違う男子2人がカラオケでワイワイする。とてもシュールで映画らしくて面白い。
何気なく聞いていた曲の英語パートを調べて意味を知る。
その意味を知る事で違う曲に生まれ変わり、ラストのとある展開に活きてくる。
いちいち展開がうまい。途中のヤクザの中で1人ぽつんと主人公いるパートとかもめちゃくちゃ面白い。
とにかく笑って泣けて…久々満足できる邦画に出会ったかもしれない。最高。
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[この映画のBest俳優]
綾野剛
[脚本面]☆☆☆☆
[映像面]☆☆☆
[ストーリー性]☆☆☆☆
[オススメ度]☆☆☆☆