【my映画館2024#７】
“やっぱ ♪紅 やわぁ。”
»ヤクザ組織のカラオケ大会が苦手で歌が上手くなりたい組員と、真面目だけど毒舌な合唱部部長の男子中学生の奇妙な友情を描く、人気漫画の実写映画化。
はい、いつもの様に原作知らずで、ヤクザとカラオケと中学生の異色な組み合わせが気になりまくって映画館へ…またしても山下敦弘監督の術中にきっちりハメられちまってましたね。
うん、ヤクザ感も弱くカラオケ感もさほど強くなく、中学生側に寄せたような抑えた感じで中盤過ぎまで続き…何やヌルいのう！と見てましたが。
そう、クライマックスのカラオケ大会でしたね…これはズルいんですけどね、いつの間にかジワジワとやられちまって。
うん、そのままおいおいとニヤリさせられつつも、余韻の残し方も巧みで…っと、エンドロール後もあり、きっちり締めてましたね。
なお、俳優陣では、まずは綾野剛…再びのヤクザ役でしたが今回は柔らかに、そして、なかなかの歌声も披露。
齋藤潤…もちろんお初ですが、鈴鹿央士っぽさもあり今後が楽しみ。
芳根京子…控え目に愛くるしい存在感w
坂井真紀…きっちりいい味出してました。
さらには、橋本じゅんにやべきょうすけに北村一輝らのアシストにニヤリで…合唱部役の面々のサポートも良き。
