綾野剛の演技上手っ…
原作通りに運ぶとぶっ飛び過ぎたシチュエーションを映像化するにあたり丁寧にやっているのが伝わる。二人の最初の出会い方など、未見の読者がついていけるように配慮されているなと思いました。
聡実くんに対して怖い大人(ヤクザ)がちょける、という構造が面白かったです。原作に比べてヤクザをリアルに描いたことで、フリが効いていると思いました。
原作にない部分だと、狂児が車に乗って一人で帰る時、「止まれ」の標識を無視して進むのがヤクザっぽくて良いなと思いました。原作では運転している車を引きで映した描写がほぼないので、新鮮でした。
演出としては、地面に落ちた音叉が反響する場面から、合唱祭会場で聡実くん等がハミングする場面に繋げたの気持ちぃぃ…。
屋上で缶コーヒーを飲む、みたいなベタだけど気持ち良い。事件解決したら屋上に行った方が絶対に良いよな。
一点、男性視点だとボディタッチの多さが気になった。それが”可愛い”しニヤニヤ出来る部分だろうなと思いつつ、消費されているなとも思いました。
取り急ぎまとめ終わり。