めちゃくちゃ面白かった。カラオケ映画というよく分からないジャンルでここまで笑わされて、感動させられるとは思ってもいなかった。
カラオケあるあるみたいな、日本人だから共感できて、楽しめるコンテンツを映画として観てみると、案外面白かった。
俳優のさじ加減というか、ミュージカルではないのに歌うというのは、かなり難しかっただろうに、綾野剛は最後まで楽しげに演じ切っていたのが凄かった。
斎藤潤も16歳とは思えない演技力で、終始圧巻だった。他にも後聖人や八木美樹など、上手く中学生に溶け込んでた俳優陣が凄かった。今後に期待できそうな新人俳優たちの最高の演技上手く引き出していたのが良かった。
中学生の説得力が素晴らしく、明らかに中学生の年齢から外れてる俳優たちではあるが、あれは紛れもなく中学校であった。微妙な中学校の作り込みというか、美術や衣装、ヘアメイクなどが凄く良かった。
声変わりもそうだが、部活でのイザコザなど、懐かしい気持ちで観れたのも楽しかった。
