かばちゃん

カラオケ行こ!のかばちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

知人が大ハマリしていたこともあり、すごく気になっていた。
岡聡実誕生祭のアンコール上映のおかげで観れた。

綾野剛のちょっとチャラい役すごい好きなんだよね!
最初の紅、そこまで下手じゃないけど何ていうか…と思って見ていたら、聡実が「終始裏声が気持ち悪い」ってハッキリ言ってくれてスッキリした😂
練習中に、一曲ごとに紅を挟んでくるのおもろい😂
英語詞があんな切ない内容だって知らなかった!ちゃんと理解しようとする聡実って良い子だよね。
顔はまだまだ幼いけど、母親より身長高いし、合唱部にとって声変わりは致命的。
母親との会話や態度もリアルだった。

同じソプラノの後輩男子がちょっとウザかった。気持ちはわかるけど。クラスの練習で、ちゃんとやらない男子に怒る女子の逆にバージョンw
男女間のことをイジられて怒った聡実に対し、その後の狂児の対応が大人で優しい。
惚れるわ!

映画部で見た映画の中で、愛は与えるものという話があった。
直後に聡実の母親が父親に鮭の皮だけをあげる描写があったが、あれも愛ということでいいのか?笑

最後の大会を辞退したのはビックリした。
ヤクザ連中の前での紅にはちょっと感動。
苦しそうに歌う姿にぐっときた。
劇中ではここまで聡実の歌唱シーンは1度もなかったと思う。
BECKみたいに歌唱シーンなし?と思っていたら、合唱の綺麗な声よりも胸が熱くなる歌声が聴けて良かった。

救急車で運ばれたのが事故にあった狂児じゃなくて、返り討ちにしたヤクザってオチは笑えた。

ミナミ銀座が失くなって、ヤクザの狂児は中学生の聡実の前から何の前触れもなく消えてしまったのはちょっと寂しかった。それぞれが自分たちの世界に戻った。
エンドロール後に、数年ぶりに電話しててちょっと嬉しくなった😊
一瞬でよく見えなかったが、腕に彫られたのは「聡実」の文字だったらしい。
聡実のアドバイス通り、好きな物を嫌いな物と嘘をついていて、あの文字を彫られたんだね。
かばちゃん

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