リアリズムの宿、 リンダ リンダ リンダ、苦役列車、もらとりあむタマ子、オーバー・フェンス...この監督、山下敦弘は曲者である。
妙に心にひっかかる作品を作る。
今まで観た中で一番好きなのは「リンダ リンダ リンダ」。
やはりこの人、青春の一ページを描かせたら非凡な才能を発揮する。
この映画での合唱部、映画観る部の描き方、面白い。
いっぽうヤクザの描き方はあんまり面白くはない。
ステレオタイプ、斬新さ皆無。
綾野剛、 北村一輝の役者力に頼ってるように思う。
ヤクザ回りのギャグ、全部スベってるよ。
山下敦弘って、オフビートな笑いの人なはずなのに、ヤクザ絡みの場面だけ超ベタだよね。なんでこうなった？
「紅だぁ～～～～～～～～～～～～～～～っ！」
カラオケでそうシャウトしたくなる映画。
が、自分は決して紅を歌うことはない。いかなる場面でも、だ。
だってX JAPAN、好きじゃないもん"(-""-)"
まぁ、そんな映画。
ちなみに自分のカラオケの十八番は「春夏秋冬」泉谷しげる。
ただ歌詞呟いてるだけでも様になるから。
そんな理由だよ。
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