カラオケ行こ！の頭脳少年のネタバレレビュー・内容・結末

綾野剛の演技の幅を、今作だけでも十分に感じられて良かった。
狂児や他のやくざ達の、表情や行動に何度も笑わせられた。特に狂児が合唱部の歌い方基本7ヶ条を忠実に守り、やたら明るい表情で『紅』を歌うシーンは笑った。
あと聡実君をはじめ生徒達がちゃんと中学生に見えたのが良い。脇役の生徒達もキャラが立っていて好感が持てた。聡実君とのいざこざも青春という感じでキラキラしていて眩しかった。
終盤の聡実君の『紅』は劇中のやくざの人達と同様感動した。最後狂児の手に聡実の刺青が入っていたのはジーンときた。
劇中に登場した『映画を見る部』はずっと存続して欲しい。「動画言うなよ！映画や！」は良い言葉だ。