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カラオケ行こ!のmofaのレビュー・感想・評価

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)
3.0


ガーシー案件から、オーラがなくなったんちゃう??
とか言ったの誰やねん~!!

・・・・本当に、申し訳なかった。
オーラはどうか分からんが、
色気が半端なかった。

ただ、その駄々洩れ色気のせいで、
私の心に芽生えた背徳心が、単純にこの作品を楽しませてはくれなかった。

そもそも、こちらの作品は漫画が原作。
「女の園の星」で有名な
和山やま先生の作品。
原作は、未読。

さて、物語的には、
完全なコメディで安心して観れる。
若干、寒々しく滑ってる箇所もあるが、
とにかく、綾野剛の色気が凄まじくて・・・・。
それに、全部持っていかれる感じなんだよね・・・・・
しかもね・・・・綾野剛がこう、
完全に男前!!じゃないのが、
ミソなんだよね。
 完璧というか、どちらかというと、
ちょっと疲れてる感じなんだけど。
 そういう、等身大の男の色気って、
こう、じわじわ来るんだよね~。

でも、どうせなら、その色気を、
普通の恋愛もの・・・・
もしくは、完全なBLものとして、
堪能したかったと思うのよ。

なんだけど・・・・
相手役・聡美くんが中学生・・・
という設定は、
ハッキリ言って、微妙。
ハッキリいって、一瞬でもBL目線で観てしまったものなら、
もう、何だか、
神に背いた気分になってしまう。
 ああああああ・・・
そんな事を一瞬でも考えてしまった私を
お許し下さい・・・アーメン
・・・と懺悔でもしたくなる気分なんだよね。

これ、原作は一体、
どういう感じなのかな??
それを知りたいから、原作読みたくなる。

これがね!
中学生ではなく、せめて高校3年生くらいの設定ならね。
もう、申し訳ないけど、完全にBL路線で楽しませて貰ったはず。
 それくらい、この作品の綾野剛は色気たっぷりだし、
こういう恋愛モノを観たいのよね。

・・・・という事で、
綾野剛の色気を感じる度、
妙な背徳心と懺悔をしつつ、
観るハメになってしまった。

まぁ、他にもね。
狂児は歌が下手っていうけど、
綾野剛、普通にうまいし。
カラオケを特訓して、うまくなるっていう過程もあまりなくって、
そういう面白さはなかったかなぁ。
 そして、何より、それくらい固執する聡美君のうまさが、
通じなかった。
 最後も、それこそ「紅」をオペラレベルで、歌うくらい
突き抜けて欲しかったかな。

 そして、聡美くん自身の成長が、
何だか、中途半端というか、
成長してないというか(笑)
結局、最後までコンクールで
歌わなかったって、
それ、どーなん??って思ってしまった。
 何かを吹っ切る聡美くんを、
見たかったけどね。

他には、北村一輝が最高だった
坂井真紀もはまり役だった
あまり好きではない芳根京子も、
今回は、好印象
聡美君の映画部の雰囲気も好きだった。
この男の子が、面白い事に、
和山やま先生の漫画世界の
住人のような感じがする。

本来なら、もうちょっと低評価だろうけど、
スーツ姿の綾野剛さまを観れる分、
加点です。
そして、もう、本当にスタイルがいい。
足が長いのよ。

原作は、どういう感じの描き方なのかな。
気になるわ。

まぁ、あと大阪弁は、
70点くらいの及第点かな。
(ちょっと、京都入ってる感じかな)

しかし、巷ではオドロキの高評価やね。
素直な心で観ると、普通に面白いのかも。
私みたいに邪な気持ちで観ると、
懺悔するハメになる(笑)

あ!!そうそう。
この作品で、初めて「紅」の
曲の意味を知ったわ~
そして、最後のリトグリの「紅」が
素敵やった。
是非、聴いてみて~。
mofa

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