合唱部部長の中学生・聡実にカラオケ大会で最下位になりたくないヤクザ・狂児が「カラオケ行こ？」と話しかけてはじまる話。
綾野剛の狂児、冷酷さ怖さを持った裏世界で生きるヤクザとしての面と、チャーミングで柔和、信頼感のありそうな個人としての魅力的な面を持ち合わせていて、そのバランス感に引き込まれました。
ヤクザなのにそんな怖くないな、と思いつつ、本当に怖いのはtheヤクザ！な人ではなくこういう人なんだろうな、という感じがします。
チャーミングさが感じられる場面・演出も相まって、魅力的な人物でした。
実際に中学生がそういう交流関係を持っているとしたら、大人として適切なかたちで守らなきゃと思うけど。
練習曲の間に挟まれる「紅だぁぁぁぁぁあ」の時の迫力ある瞳がツボでした。
