このレビューはネタバレを含みます
気楽な気持ちで、変にかっこつけてないし、いい意味で普通に楽しめる映画。
原作はわからないけど、やっぱヤクザと中学生という立場が最後まで、ある程度の距離感を保っていたのが好きだった。子供に優しいという通り、どんな感情的になっても大人の対応するし、なにより、カラオケ大会が終わったら連絡をとらないっていう、ある種の境界線を破らない形が好きだった。
なんとも言えない間と、常にテンションが一定のこの人、怖そうっていう綾野剛の演出、空気読めないけど、愛だよ愛っていう、なんとなく核心を突く先生など、山下さんの監督力がひかっているように思えた。
クラシック映画を、よくわからない動画と揶揄する子供は怖いなあ、、