eryu

カラオケ行こ!のeryuのネタバレレビュー・内容・結末

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

●観客視点
 聡実くん役の齋藤潤さん、すごく上手だった。ヤクザに囲まれてビビってるところとか、狂児さんに助けを求める表情とか、目の動きや声の震え?とかすごかった。
 最初は狂児さんの一方通行だったのが、聡実くんも気がつけば狂児さんのことが大好きで大切な存在になっていて、尊敬もしていて、狂児さんの愛も深まって、弟のような友達になっていて、何があっても守ってやる!が伝わってくる、すごく友情と愛を感じて温かい気持ちになった。
 最後に狂児さんが「聡実」って刺青を入れていて、カラオケ大会で負けて嫌いなものは聡実って言って彫られたものなのかなと思うと、すごくほっこりして幸せな気持ちになった。

●役者側に立ったら?
◯聡実くんだとしたら
 ヤクザに出会ったときの恐怖、この人不思議な人だな何考えてるんだろう?という気持ちとか、初めて出会う人たちに抱く感情はコロコロ変わると思うから、そこを丁寧に表現したい。顔の動きや目の動き、体の震え、声の上ずりとか震えを使いたい。
 あと、狂児さんを信頼するようになっていく姿は、話し方で表現したい。信頼してるからこそその人にあたってしまったり、口調が強くなる部分があると思う。

●脚本で伝えたかったことは?
 本当の友達に出会えてる?自分が関わろうとしなかったところに意外と本当の出会いがあるかもしれない。
一つ一つの出会いを大切に。ためらっても飛び込んでみる勇気が大事。
eryu

eryu