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ギャング・カルテット 世紀の怪盗アンサンブルのOMCのレビュー・感想・評価

4.3
「ぼくのエリ200歳の少女」のトーマス・アルフレッドソン監督による北欧発の窃盗団コメディ。
あまり期待せず見に行ったけど、すごく面白かった。私は北欧の映画と相性がいいのかもしれません。
まず音楽の使い方が良い。私の好みの音楽だし、金庫破りをテンポ良く、そしてポップな感じに見せるので、ずっとワクワクしながら見てました。
そして窃盗団4人のキャラが最高!特にリーダーのシッカン、まじめにやってるのに何故か笑えてきます。
さらに高福祉国スウェーデンらしく、お年寄りがみんな元気なのも良かった。大富豪のおじいちゃんのダンスには癒されました。
それにしても、夏至祭、白装束、草の冠とくると、不穏な空気を感じてしまうのは、ホルガ村を舞台にした某ホラー映画の影響でしょうか。
物語は終始ゆる〜い感じで進んでいくけど、最後はちゃんと見せ場もあって、大満足の一本でした。
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