婚約者をクライミング中の事故で亡くした主人公。彼女を励まそうとする友人の誘いで解体予定の高さ600の鉄塔に登るが、梯子が崩落してしまい…
鉛筆みたいにほっそい高さ600メートルの塔の頂上でのサバイバルというワンシチュエーションの手に汗握りまくりのハラハラドキドキムービー。
水なし食料なし電波不通荒野のど真ん中という絶望すぎ状況だけでもお腹痛いのに、いるとこ高さ600メートルというのが本当に心臓に悪い。主人公二人はクライミングスキルや機転を効かせてあの手この手を繰り出すのに、一難去らずにまた一難続き。監督は主人公をイジメるのがお好きですね（褒めてる）。高さ20メートルくらいのセットで撮影されたという映像も超リアルで、むちゃくちゃ怖かったです。海底47メートルっぽさを感じるおはなしでした。
主人公の友人キャラはヒャッハー系の危険ユーチューバーの割には結構まともなのでそこまでイライラはしなかったし、主人公が夫の死を乗り越える流れもありがちですが手堅いです。ハゲタカ〜ラストにかけての覚醒した主人公、良かったですね。
県内の映画館で上映していなくて諦めてましたが、映画館で観れて良かった！ハラハラドキドキのサバイバルムービー、ほぼ上映終了してますが、このドキドキはぜひ映画館で！
