えす

FALL/フォールのえすのレビュー・感想・評価

FALL/フォール(2022年製作の映画)
3.2
風で軋む金属音や、局所的な塔の見せ方にならないよう俯瞰アングルが多用されていて、足が竦む感覚が持続する。高所映画として丁寧に緊張を煽る前半からの、悪夢的転調が楽しい。赤い障害灯があのように活用されるとは。生存の為に「繋ぐ」ことを実行/試行していくが、終盤でのその手段に主人公の覚悟が見えて妙に感動した。
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