幽霊とか殺人鬼とか地震とか、ホラーやディザスタームービー色々あれど、“高いところから落ちたら人は死ぬよ”て一番身近で一番リアルな怖さでは?
だったらそれだけで二時間引っ張りましょう!!
だからこそ臨場感の手腕問われるが、ストーリーに中身がない分、そこはリアルなドキドキ提供してくれる佳作だわ。
ビルの屋上や崖で曲芸してお金稼ぐ動画配信者って、バカやん?(暴論)
だから、痛い目に遭っても自業自得なのよ。そんな感情移入出来ない流れに、フリークライミング事故で夫が命落とし一年悲嘆にくれる主人公の再生起爆剤としてのイベントとしての危険行為を乗っけて正当化!
…やっぱり、おバカをするのが自分を再生させることに繋がるって理屈が今一つ腑に落ちない。吹っ切れるって事なのは分かりますよ。理屈としては。
演出面では、地上600mならもっと豪風が吹くし、もっと鉄塔にしがみついてないといけないのでは?鉄塔自体もあの細さでは揺れそう。とか思ったが。
ま、生きるためには使えるモノ(そう、モノ)は何でも使おうぜぃっ!
にしても、もう二度と観ないぞこの映画!
…つまらないって意味ではなくて、怖いか(結局ハマってるやん)