そんな三部作もかけてやるような話か？ …と思いつつ鑑賞。
…まず、良かった点。
アクションシーンのサイキック描写は、大幅にレベルアップしていて見応え大満足。出来れば昼の明るい場面で見せてほしかったが、衒いのない厨二感は微笑ましいし、ほんのちょっとザック・スナイダーのスーパーマンを思わせる動きも楽しいところ。
日常パートの絶妙な俗っぽさ・垢抜けなさ・ベタさも、前作の個人的に嫌いになれないポイントだったが、今回は「食いしん坊主人公、スーパーの試食コーナーでドカ食い」という、四半世紀前のクレヨンしんちゃんを連想させる驚愕の場面にやられたw（褒めてます！）
…イマイチだった点を挙げると…
相変わらず敵側の勢力関係が不必要に入り組んでいる、尺が前回から更に伸びやがった、といった不満もあるけど、一番困惑させられたのは…
…これ、前作と全く同じ話やってませんか…？
やばい組織から逃げて、田舎のとあるお宅（また酪農家）に匿われて、けど結局見つかって連れてかれて…
一人増えただけで、話何も進んでないよ！？
なんか前作は（パイロット版）で、今回が正式な第一話（前後編の前編）くらいの印象になっちゃったけど…いや、むしろその捉え方で正しいのか…？
