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AKAIのssr701のレビュー・感想・評価

AKAI(2022年製作の映画)
2.9
11月2日は歌手のAIさんのお誕生日です!
おめでとうございまーす!
お祝いの意味も込めまして
「AKAI」を見てみます(無理矢理&無意味&無関係)

ボクサー赤井英和の映画ですね
赤井さんと言えば
高校時代はほとんど勉強しなかったので
5教科兼用の一冊のノートで済ませた
というエピソードが大好きです
しかも3年間をその1冊で終えたそうで
「それでもノート半分くらい余りましたわ」
というオチまであるのです
こんなのは序の口で山ほどおもしろエピソードがある
赤井さんのなので期待していいですかね…
いざ視聴開始!

(ネタバレありです)


ボクシングはぜんぜん詳しくないのですが
最近のボクシングは
クリンチ(接近して抱き着く防御法)を
やたらとするようになったなというイメージが強いですね
ついでに言うと柔道もパシパシと手を払うようになったし
「闘い」って感じが薄れてるような気がするんですよね
(←グリグリメガネをクイっと上げながら)

で今作を見てるともうクリンチなんかほとんどなくて
赤井英和がどんどん前に出て
圧倒的な強さでガンガンに倒していきます
笑っちゃうくらい強いです
レフリーが止めないからボロボロになってる相手もいます

ただやはり上には上がいるわけで
そう簡単にKOできなかったり
あれだけ闘志むき出しだったのに
手数が減ってしまったり
ついには珍しくクリンチする姿も…
ケガやブランクなんかの影響もあったのでしょうね
最後の試合はもう完全に生気を失った表情でした


でまあこの作品なんですが
映画として考えると正直言って
非常に拙い構成なんですね
でも単純に映像の持つちからが強いんですよ
見ごたえがありすぎるんですよ
なので堅苦しいことは抜きにして
ただただその迫力と痛快さに
打ちのめされるのが
この作品の正しい視聴方法なのかもしれません

けど現在の赤井さんが補足説明したりってのがほとんど無かったのが残念だったかも…
この時は実はこうだったとか
そういうのが聞きたかったな〜
それに関係者や記者の証言なんかも
欲しかったところです
もっとあれこれと面白エピソードがあっただろうに…
それからエディさんとの思い出話も
もっと聞きたかったな〜
…あんまりしつこいと
「何をグチグチ言うとるんや!」と
赤井さんに怒られそうなのでこの辺で…


赤井英和というボクサーは
強さと面白さが同居してる人だな
なんて思ってましたが
この作品を見ると
さらに可愛らしさもあるんだなと
気づかされます
そりゃみんな好きになって熱狂するわけだな…
と腑に落ちました
特に全然似合わない業務をして
おばあちゃんに対して
丁寧に喋る姿がお気に入りのシーンです!
赤井さんってほんと可愛いわ〜
…まさかこの作品で萌えを感じるとは
いよいよ末期なボクなのでした
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