まだ誰も感想を書いていない!私が一番なんてなんと光栄な事でしょう!
スティーブ・べイタ― は最高だと思う!
CBGBの映画からラモーンズやデッドボーイズの事を知って、ちょっと気になるなと思っていた。
なんというか本当に自由(パンク)に生きた人じゃないでしょうか。そして歌詞がとても良い。ユーモアがあって潔い。
鬱ぽいとか意気消沈(燃え尽き)る事もあるけど、それは誰だってある事でしょう。
パリでこれからソロをやるって時、パリのアパートになんとディーディーラモーンとジョニーサンダースを呼んでレコーディングやろうとしてたと知り、いやー!凄い!って思ったのも束の間、ディーディーがジョニーにキレてギターを燃やし、服もめちゃくちゃにして、ジョニーはアパートを出て行った…
って最高に笑ってしまった。流石だ。君達は最高だ。だからこのエピソードを一番に持って来た気がする。
ジョーイラモーンのインタビューも良かった。ラモーンズが乗ってるヴァンにスティーヴは飛び乗ったり。「初めて会った時、生尻を見せつけてきてヤバイ奴って思ったけど、すぐ仲良くなったよ。」「彼を知らない人はおかしな人って思うかもしれないけど、繊細でいいやつだ」
ラモーンズと仲良くなってジョーイがCBGBを紹介したんですね。そこあたりの関係も知れて面白かったな。
何というか棺桶をファンのみんなで運んだり、遺灰を「オレはジャンキーだからもし死んだら遺灰を吸ってハイになるか試せ」って言ってたのを思い出し、みんなで試したってのも最高だった。「鼻が痛くて死にそうだった(笑)。あいつはレザージャケット、ブレスレットとかアクセサリーとかつけたままそのまま燃やされたんだ」
物悲しさがなく、彼の良いところの雰囲気を切り取ったような映画で、彼の人柄のように思う。
CBGBのオーナー、ヒリーが私財投げ打ってマネージャーするぐらい惚れ込んでたけど、なんとなくそれがわかる感じがした。
遺体安置場で彼を確認したら顔は笑っていた。という。なんとなく不思議だけど、彼は幸せだったんじゃないかな。