HAYATO

イコライザー THE FINALのHAYATOのレビュー・感想・評価

イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)
4.1
2023年369本目
待ちに待ったマッコールさんのご帰還
『マイ・ボディガード』以来、19年ぶりにデンゼル・ワシントンとダコタ・ファニングが共演を果たしたなんてエモすぎる。
基本的に続編にはでないデンゼル・ワシントンが、このシリーズを3本もやってくれたことに感謝しかない。
前2作に比べると、マッコールさんの恐ろしさが格段に増しており、死にゆく輩を真顔で見つめたり、薬物を過剰摂取させた輩を背後からゆっくりと追いかけたりと、制裁の仕方がとにかく怖い。
本作はシリーズで初めてR15指定されたこともあり、殺害シーンのグロさはなかなかのレベル
『名探偵ポアロ ベネチアの亡霊』に続いてイタリアが舞台となっている作品で、白い建物が立ち並ぶ街の景色が非常に美しい。
今回の敵はマッコールさんに対峙するにしては雑魚すぎたから、もっと強敵と戦う姿が見たい気がしないでもないけど、一先ずはお疲れ様でしたと言いたいし、どこかで平和に暮らしていて欲しいなとも思った。
過去作との繋がりが明らかになる終盤のシーンは興奮もので、ファンサービス的な演出はやっぱり嬉しい。
「最強の最速の最後。」っていう日本版の宣伝文句ダサすぎるし、原題は『The Equalizer 3』なのに邦題にTHE FINALってつけちゃうセンスが好きじゃない。
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