このレビューはネタバレを含みます
「最強の最後は最速の9秒で終わらせる！」って予告編詐欺な気が若干しましたが面白かったです(笑)。
ストーリー
今回は結構ダークで陰惨な描写が多かったかなと思います。
マッコールも人助けとはいえやってることは人殺しなので、のっけから報復を受けてしまう。
精神的にも肉体的にも傷ついたが、とある町で治療を受け人々と交流するうちに次第に傷はいえていく…が、そこだけでは終わらないイコライザー、街に巣食うマフィアの人々がリゾート開発のために街を乗っ取ろうとやりたい放題。やっぱりマッコールの逆鱗に触れマフィアは完全にぶっ潰される…というのがあらすじ。
やってることは特に1とあんまり変わらないですが、今回はマッコールの敵の殺し方が尻（足？）にショットガン？ぶっぱなしたり、ナイフで胸をドスドス突いたり、相手の顔を至近距離でのぞき込んだり、覚せい剤を致死量飲ませて死ぬまで観察したりとかなりキツめ。マッコールの持つ狂気や闇の側面をかなり強めに描いてるなという印象でした。
しかしまあ、ダークな面は強くても、誰も裁けない、のさばっている悪を仕置きするって話はやっぱり好き。マッコール自身も「殺される側の家族には申し訳ないと思うが…」って言ってたけどそう、最初からやんなよとなりますねえ。
アクション
結構少なめだったと思います。カッコ良かったのは冒頭の9秒やるシーン。動きにキレがありすぎて、いつの間にか数人殺してましたが、ここは再度見たいですね～…銃で物理的に目を突き刺し、敵の銃撃に対し死体をタテにして、突き刺した部分から銃撃してて「おお…凄い」と思いましたが…やってることは結構怖いですね。
マフィアとのバトルはあんまり描写なくサクサク殺します。描写が少な目だけど大量に殺してるし、首をもいでたりもするのでこれも怖い…ちょっとしたホラーを感じました。
アクション少なめだったのですが、かなりガッツリ町の人たちとの交流を描いているので、見てる側の街に対する思い入れも強まり「マフィアの好きにさせるな～！マッコール先生お願いします！！」といういい方向の思い入れに繋がり、結構カタルシスや満足感がありました。要望があるとするなら最後も時間図るシーン欲しかったかな。
ついに安住の地を見つけたマッコールですが（いうて住むにはちょっとやりすぎ感はあるけど）…悪いけどもうちょっと続編とか見たいかも(笑)。
