このレビューはネタバレを含みます
ジョン・ウィックに続いてマッコールさん最終作、見てきました。こっちのがずっといい。短いし。
アメリカ人というのは、人生後半になると、リタイヤして、南仏とかイタリアに行って、ワイナリーを開いてメシウマ・ライフをエンジョイ！というのをしたくなるものなのであろうか。サイドウェイズとか、ラッセル・クロウもなんか南仏物をやってましたな。まあ良いのだけど、みんなすぐに受け入れられて恋人もできるのはなぜなのか。日本だと田舎に移住しても村八分になるのが関の山なのに。まあそこはマッコールさんの人徳なのであろう。帽子もかっこいいし。
しかしマフィアの人も広場で人を集めて「俺の弟を殺したのは誰だ！」とか聞かんでも、最近きたアメリカ人に決まってるやんけ。あとマフィアの人も下っ端まで英語喋れるし、村の人も結構喋れて、EU教育の成果を感じる。2C2Lのマッコール（McColl）さんもイタリア語が喋れるし、ジョン・ウィックに至っては日本語も喋れるし、世界の人がもっと殺し屋になれば、相互理解が進んで平和な世の中になるかもしれぬ。
あのマフィア兄さん、自分でリゾート開発とか思いつきそうもないし、背後にはもっと上がいるのではないかという気がするのだが、大丈夫だったのであろうか。あんだけ死体が出て、カラビニエリのお兄さんはどう処分したのだろうか? 手を切られた署長がなんとかしたのかのう。
おばあさんと階段ですれ違って、「急がないで」と忠告されるシーン、良かったですね。
