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イコライザー THE FINALのhiromiのネタバレレビュー・内容・結末

イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

名優デンゼル・ワシントンが世の悪を完全抹消する闇の仕事請負人を演じる人気アクション「イコライザー」のシリーズ最終章となる第3作。アントワン・フークア監督が前2作に続いてメガホンをとり、イタリアを舞台に主人公ロバート・マッコールが最後にして最大の戦いに挑む姿を描く。

シチリアでの事件で負傷し心身ともに限界を迎えたマッコールは、アマルフィ海岸沿いの静かな田舎町にたどり着く。身内のように温かく接してくれる人々の存在に救われた彼は、この町を安住の地にすることを心に誓い、イコライザーのスイッチともいうべき腕時計を外すことを決意する。しかしその町にも魔の手が迫り、マッコールは大切な人々を守るため再びイコライザーの仕事を開始。やがて事態はイタリア全土を巻き込む爆破テロ事件へと拡大していく。

マッコールの過去に深く関わる謎のCIAエージェントをダコタ・ファニングが演じ、「マイ・ボディガード」以来18年ぶりにワシントンと共演した。

出だしからワイナリーを隠れ蓑にドラッグ売って荒稼ぎしてる悪を成敗しているんだけど、始末の仕方が残虐すぎて目を覆うシーンが続くが、
1作目、2作目とかすり傷ひとつ追わなかったマッコールが、子供に撃たれて重傷を負う。
助けたシチリア人の暖かさに触れて、どんどんシチリアや住人のことを好きになっていく
そんな中、どんな街にも地上げ屋マフィアは存在し、金を巻き上げ家を燃やし、老人を見せしめに窓から吊るす、、このあたりから、ファイナル残虐演出強めじゃないかと感じつつ、ドキドキが高まる。このマフィアは冒頭のドラッグ売りと繋がっていて、マッコールはCIAに匿名で情報を流す。その電話に出たのがダコタファニング!すっごい大人になってて、エンドロール見るまで気づかなかった!ダコタファニングはなんで私に電話をかけてきたのか?とマッコールに聞くが教えてくれない。その後爆発で大怪我をおう。マフィア弟はあっけなくマッコールに始末され、怒った兄が広場で犯人探しをはじめるシーン、マッコールみんなの前で始末し始めるのか・・・と思った矢先、住民からの助けが入り、マフィアは撤退。
そうだよね、みんなの前で始めないよね、、
と思っていたら兄がマッコールを明日始末するってなり、先読みしていたマッコールが明日を待たずに動き出す。
見張を次々に殺し、天井から落ちてきた血で兄は目覚める。直後に天井のガラスが割れて死体が宙吊りに。恐怖でしかなかったが、その後の目覚めた兄が次々と仲間の死体を発見して恐怖でおかしくなるところもよく描けていた
ドラッグ漬けにして兄を死に至らしめるが、その表情や仕草が冷静でイカレてて、悪の制裁ではが、サイコ気味なマッコールやばいと、これはファイナル始めからずっと感じて、一作目、二作目は顔も優しかったし、道を踏み外した女の子を助けたり、ボス?の仇をうったりで、人間の温かみを感じたけど、今回は兄を殺す終盤までそれがあまり感じられない。。と思っていたが、やっぱり最後は奪われた見ず知らずの人の年金を取り戻したり、街の平和を取り戻したりで、必要悪だと感じさせる内容に。ダコタファニング、ボスの娘だった。最後ましっかり伏線回収し、大満足の映画だった。、IMAXで見てよかった!ファイナルでは奥さんの内容になるかなと思ったが全然なかったw
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