このレビューはネタバレを含みます
ザ・ファイナル
とのタイトルにジョン・ウィック同様に過去作を見直してから鑑賞
子供からの不意討ち以外
かすり傷一つ負わないチート的鬼無敵状態の強さは流石
もう神の領域に近く贖罪を求め教会を巡り死に場所を探しているようでもあるが世界中に悪党はまだまだ多く
なかなか隠居できないマッコールさん
中ボスへの3週間前なら俺は居なかったが知った以上は見逃せない…的なセリフには
数年前に日本に居たら
あの男性アイドル芸能事務所は
社長の喉にマイクが刺さり会社もハワイの別荘も跡形なく壊滅だったろう…
ジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)の満身創痍の戦い方とは対極だが
時代劇的に安定した勧善懲悪ストーリーはどちらも最高っ💦
ダコタ・ファニングの「なぜ私に電話を?」の伏線に
黒皮の手帳…との感動的に見事な回収だが
あまり手柄をあげて出世すると二の舞になっちゃうので
止めてあげて…誰か他の人に…
とも少し思えた
また冒頭で右側の彼と家族に申し訳ない的なセリフには…
ボス・中ボスへの制裁は当然だが部下達の悪事は余り描かれておらず
(署長の右手は過去の制裁で当然の報い)
料理人まで居る豪邸にも拘わらず
あんな小部屋で立ってパスタを食べるオチャメな彼らが欲深いトップが居る組織に属したばかりに
ジョン・ウィックシリーズ同様に
出てきては瞬殺される姿には彼らにも当然として親・妻・子供達が居るのに…と爽快感は少し薄れ
組織人(いち会社員)としては私もこっち側
経営誤りや不祥事等があればトップと共倒れだな…と少し複雑…
全て個人的な感想と妄想記録です…