シリーズファイナルにふさわしく、渋くて良かったです！
イタリアの美しい港町が舞台でその街並みに、住む人々や悪党までもが溶け込んでいて、その世界観に酔いしれました。
バイクで疾走する悪党達さえも絵になり、マフィアのボスの豪邸は内装もインテリアも素晴らしいです（悪い奴らなので、そこは腹立ちましたけど）。
ささやかな幸せに身を置く優しい住人達と交流し、そこに居場所を見つけた主人公ロバート。
こんな小さな美しいところに、悪い奴なんて居るのかと思うけど、やっぱり居るめっちゃ悪い奴ら。
もちろん、ロバートの出番です。
安定の強さで安心して観られます。
だから大好き、このシリーズ♡
美味しいイタリア料理が出てくるであろう小さなレストランでのあの緊迫したシーン、良かったです。
「あなたはいい人か？悪い人か？」
「わからないと答える、その人はいい人だ。」
この台詞も心に残りました。
このシリーズは1作目からこの3作目まで、それぞれテイストが違い、ワンパターンじゃないところも良いです。
自分は1作目のロバートのちょっと寂しげな生活が描かれているところと、自分のお金を持ってマフィアのところに乗り込んで行くシーンが1番好きです。
そして、ロバートを演じるデンゼル様のたまに白い歯を見せて笑う笑顔と深遠な瞳が最高なのです♡♡♡
