夜行列車に乗ったカリート

イコライザー THE FINALの夜行列車に乗ったカリートのネタバレレビュー・内容・結末

イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

デンゼル・ワシントン主演。
イコライザー=マッコールが送る、勧善懲悪アクション映画。予想通りに進んでそのまま終わります。

イタリアで現地の人々と交流することで安住の地を得た、元CIAエージェントのマッコール。しかしそこには、地元マフィアが住民を搾取する現実があった…。
というのがストーリー。

「最強の最速の最後」…てキャッチコピーがちょっと目につく。

3作目の本作。1・2も見ていますが、どうでしょうこれは。
マッコールが引退しようとするも、やはり現地の悪人を見逃さず、バンバン殺して成敗します。

アクションの見所はありますが、敵役が噛ませ犬過ぎる印象。残忍は残忍ですが、いざ闘うとなるとマッコールさんに即ズタボロにされます。
窮する場面もあまりなく、そのまま終わってしまいます。最終作にするには少し拍子抜けな感覚です。

それでも現地の人との交流や、若手CIAエージェントとのやり取りなど、マッコールには相変わらずの人情味があって、飽きずに最後まで見られました。
「最強の、最後は、最速の、9秒で!!ドーン!!」…というのとはちょっと違うかな。

ちなみにカモッラは実在するマフィア組織。
ナポリは怖いところだなぁ。