面白い!まさかの新規軸。
シリーズ初のR15指定だけあり、マッコールさんの猟奇性がグッと増して、もはや13日の金曜日みたいになっていた。
前2作とはかなりテイストが違うものの、もともと闇が深いキャラクターだっただけに、無理矢理な感じはなかった。
また舞台がシチリアに変わったことで宗教色が強まって、マッコールさんがどんどん抽象的な悪魔みたいな存在になっていく流れとうまくマッチしていたように思う。
イコライザーシリーズは、1作目の時点ですでに敵のスケール感が大きすぎたし、2作目でマッコールさんの写し鏡みたいな因縁の宿敵も出してしまった。
なので、ふつうは続編でマンネリ化しないのが難しい状況だと思うんだけど、今回の方向転換はそれをうまく切り抜ける素晴らしいアイディアだと思った。
マッコールさんは最後までかっこよかった。ゆっくり休んでほしい。