最高だった。
最初にクライマックスシーンを持ってきて、そこから回想に入り過去と現在の視点を交差して描いていく…みたいな映画は良くありますけれども、今作も同じく冒頭にどうしてこうなった！ 的シーンを持ってくる。
んだけれども、そこはあくまで起点として話が進んでいき、実際それ以上の盛り上がりが待ち受けている、という。
夜は寝れねえからダイナーに通い、我が家に帰っても結局イコライザー活動を辞められなかったマッコールさんがようやく見つけた安住の地で平和な暮らしをしようとする様が感動的でした。
その平穏を奪おうとするという輩に対し、過去最大の怒りで報復する様がまあホラーに片足突っ込んだ描写になっていて、これが非常に良かった。
自分一人でこの世の悪を正す！ でこれまでやってきたけれども、今作ではその信念が町の人たちに伝わってみんなで立ち上がるシーンもまた良くて。
何故農園を襲撃したのか…とか、CIAの女性が何者なのか…とかも最後に明かされますけども、まあホロっときまして。
良い映画だったなぁとクレジット見てたら、それまで全然気付かなかったけれどCIAの人がダコタファニングで。
マイボディガードでは死に別れた二人が…とか考えてたら泣けてきまして、個人的には最高の映画だったなという評価になりました。
