《最強の最速の最後。》
デンゼル・ワシントン。
90年代半ばからトム・ハンクスとともに実力派俳優として映画界をリードしてきた名優の中の名優。
自分が敬愛するトニー・スコット監督作品”クリムゾン・タイド〟でジーン・ハックマンとやり合う姿が印象深く、それ以来彼の作品はよく観てきた。
彼は冷静沈着で決断力のある強い男がよく似合う。
イコライザー3部作で彼が演じるマッコールは日本でいう”必殺仕事人〟の中村主水のように凄腕でプロフェッショナルでありなから情深い。
強い意思で弱きを助け悪を成敗していく。
マッコールはデンゼル・ワシントンのハマり役で、彼の存在で観る者に安心感と爽快さを与えてくれる。
名子役だったダコタ・ファニング。
”アイ・アム・サム〟”宇宙戦争〟の彼女の可愛さは記憶に残ってる。
トニー・スコット監督作品でデンゼル・ワシントンと共演した”マイ・ボディガード〟を観ていたら本作はまた格別に違いない。
監督のアントワーン・フークア。
”トレーニング・デイ〟”クロッシング〟といった骨太な男を描かせたら最高の監督。
本作でも彼の演出が生きていてマッコールに魂を吹き込んでいる。
イタリアの情景が美しい…
久々にまともな映画レビューをさせていただきました（笑）
