マッコール先生がとうとう街の守護聖人へ。
見ようによっては死神にすら見えるロベルトさん、悪人が息途絶えるまで「じーっ」と眼を見る姿は、もう狂気的にすら感じる。
徹底的な勧善懲悪。我々日本人には昔から連綿と受け継がれているこのジャンルが大好きなのです。
が・・・なんだろ・・・。
こういう静かな激情は好きなのですが、僕が観たかったのはマッコール無双なのです。
ずーっとステルスキルを繰り返すのではなく、たまにゃイコライザー1のように周りのものや人物の動きを把握しつつ、その動作を凌駕する動きで制圧する、圧倒的なマッコールさんを観たかったのです・・・。冒頭はこういう動きを垣間見れたのですが。
ただ冒頭の戦闘終了後、とある人に背後から撃たれた後に躊躇なくこめかみに自ら銃口を押し当て、トリガーを絞る様はいつでも自分の死すら即時に選択出来るプロの意識を垣間見れました。
願わくば彼があの穏やかな街で、平穏な日々が訪れる事を祈らずにはいれません。