Anna

GOのAnnaのレビュー・感想・評価

GO(2001年製作の映画)
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初対面のバイト君と好きな映画の話になった時、「思い出すだけで泣けるんですヨォ」と急に声が高くなったのが面白くて、そんなにかと気になったので鑑賞。

言葉巧みなクドカン節に加え、コマ数を減らした映像はパラパラと物語のページをめくっているような感覚に陥りクセになる。
あくまでも「恋の話」という前提。でも終盤にかけて苦しくて深くてアツくて苦しい平成初期の出来事。これが不条理だと思える今の時代は幸せだ。
焼肉屋で語られたジョンウィルの夢、真夜中の警察とのシーン、ラストの父への宣言とピース、何度も胸が熱くなった。
なんでこの映画の存在知らなかったんだろう。邦画も捨てたもんじゃないと思わせてくれる一作。


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窪塚愛流君最近よく出ているけど、喋り方やっぱり親子だね!
窪塚洋介のちょっとかったるそうで舌ったらずの棒読み感が逆に演技ぽくなくていい。
彼が一世を風靡していた時代を過ごしてみたかった!
Anna

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